英語の語彙
英語の語彙についての関連情報
- 英語の語彙がいかにロマンス系の言語の影響を受けているかがわかるYouTubeのサイト(German language compared to other languages)がありましたので、リンクを張ります。
- 借用が起こりにくい基本語彙のリストの一つに、Leipzig–Jakarta listがあります。Wikipediaへのリンクです。
- 英語の新語についての参考サイトとしては、Word Spy: The Word Lover’s Guide to New Wordsがあります。
- thesaurusにも似た現代英語の語彙のデータベースWordNetは、オンライン上でも利用できます。いろいろ試してみましょう。また、WordNetをもとに語の意味の広がりをヴィジュアルに示してくれるGraphWordsも使ってみてください。
- Merriam-Websterのサイトでは、DictionaryとThesaurusを切り替えて使うことができます。こちらは現代英語用に。
- University of GlasgowのThe Historical Thesaurus of Englishは、OEDをもとに作成したデータベースで、英語のすべての時代を網羅した史的thesaurusとなります。OEDのサイトとGlasgow大学のサイトからアクセスできます。OED版には古英語の一部の情報が含まれていませんので、Glasgow大学のサイトの利用が便利です。
- 1755年に出版されたSamuel Johnsonの辞書が検索できるようになりました。Johnson’s Dictionary Online (1755) (University of Central Florida)
- 語彙研究を進めるときに、語彙リストが必要になることがあります。現代英語に関するものは、多数提供されています。たとえば、BNCのfrequency list, SUBTLEX-UKのfrequency listなどがあります。
- Paul Bakerのページに、BE06, AmE06の語彙リストもありましたので、追加しておきます。
- Gersum projectは、英語におけるスカンディナヴィア語の影響についてのプロジェクトのページです。メニューのDatabaseのところから、いろいろな語の語源等について調べてみてください。
- 慶応義塾大学の堀田隆一先生のブログの中で、フランス語、ラテン語からの大量の語彙の借用が英語の性質をどのように変化させたか、についての記述があります。主にDurkin (2014)の一節を紹介する形での記述ですが、興味深い指摘が含まれているので、ここにリンクを張ってみます。
ブログサイトCaslecliffeでも語彙についての情報
家入葉子のブログサイトのCastlecliffeでも語彙についての関連情報を公開しています。以下のほかにも、ブログサイトで「語彙」を検索してみてください。
- 初期近代英語期の語彙の増大
- 英語の語彙のページでは、寺澤盾(著)『英単語の世界―多義語と意味変化から見る』(中公新書)などを紹介
- 日本語から英語への借用語 — Oxford English Dictionary内の記事で、2024年3月のアップデイトで日本語から新たに23語が英語の語彙として掲載されたことが紹介されていました。この記事を紹介するページです。23語のリストも挙げています。
関連の文献
- Durkin, P. (ed. ) 2016. The Oxford Handbook of Lexicography. OUP.
- Mugglestone, Lynda. (ed.), Lexicography and the OED: Pioneers in the Untrodden Forest. OUP.