OEDと語源辞典
OEDは通史的な視点から編纂された辞書
- The Oxford English Dictionary は、語の意味変化だけでなく、スペリングの変化や構文の変化など、英語史にかかわるさまざまな情報を、豊富な例文とともに提供してくれます。
- OEDで使用されているabbreviationsについては、こちらも参照してください。
- 大学院生による学部生向けセミナーでも、ときどきOEDの使い方を取り上げます。授業の中でも案内を配りますので、OEDの使い方に自信がない人は参加してください。
Online版のOEDは、京都大学のネットワークに入った状態でoed.comにアクセスして利用してください。こちらのサイトは、OUPの説明ページ。
OEDの公式ページの中に、OEDを利用した研究事例のページ(The OED and research: academic case studies)があります。研究テーマを考える上で、ヒントになるかもしれません。
- OEDをもとに作成した重要なデータベースに、University of GlasgowのThe Historical Thesaurus of Englishがあります。基本的には英語のすべての時代を網羅したthesaurusとなります。OEDのサイトからもアクセスできますが、OED版には古英語の一部の情報が含まれていませんので、Glasgow大学のサイトのものを使用するのがよいでしょう。
寺澤芳雄 (編)『英語語源辞典』(研究社)
英語の語源には興味があるという場合は、まず The Oxford English Dictionary をお薦めしていますが、自分のパソコンにインストールされていない場合は気軽にとはいかなくなります。そこで、この『英語語源辞典』を用意しておくという方法もあるかもしれません。解説が簡潔でわかりやすいです。
オンラインの語源辞典
Online Etymology Dictionary — オンライン版なので、気軽に検索できます。