The Japanese Association for Studies in the History of the English Language (ed.), Studies in the History of the English Language, 2006-2009 (Osaka Books, 2010)

英語史研究会の冊子シリーズの第1号(大阪洋書出版)は、過去に『英語史研究会会報』に研究ノートとして掲載された論考を編集したものです。本冊子の一部として、以下の短い論文が刊行されました。

家入葉子. 2010.「英語の否定構文における neither A nor B と neither A or B」 Studies in the History of the English Language, 2006-2009 (The Japanese Association for Studies in the History of the English Language), pp. 1-5. Suita: Osaka Books.(『英語史研究会会報 研究ノート』 2006年, pp. 1-5 を再録.)

英語におけるneither … or

現代英語の語法文法書では「誤った用法」であるとされることが多いneither … orは、OEDの全文検索で一定数使用されていることがわかる。本論文では、過去の文学作品を中心にneither … orの使用例を集め、必ずしも歴史的に根拠がない形だとはいえない点に言及する。

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