片見彰夫・川端朋広・山本史歩子(編)『英語教師のための英語史』(大修館, 2018年)
英語教育を意識した英語史
古英語のところは「古英語」の章と「Beowulf」の章が、中英語のところは「中英語」の章と「Chaucer」の章が、初期近代英語のところは「初期近代英語」の章と「Shakespeare」の章が、後期近代英語のところは「後期近代英語」と「Victorian Novels」の章がセットになっています。文学作品と合わせて、英語の歴史を深めていくところがとてもよいと思います。
寺澤盾, 鈴木敬了, 片見彰夫, 大野英志, 家入葉子, 福元広二, 山本史歩子, 秋元実治, 川端朋広, 山本史歩子による共著です。家入は、第5章の「初期近代英語」の執筆を担当しました。
目次
序章 イントロダクション―英語史と英語教育のインターフェイス―
第1章 古英語
第2章 Beowulf(ベーオウルフ)
第3章 中英語
第4章 Chaucerの言語と作品
第5章 初期近代英語
第6章 Shakespeareの英語
第7章 後期近代英語
第8章 Victorian Novelsの文体と文法―Wilkie CollinsとConan Doyleを中心に
第9章 現代英語とグローバル化
あとがき
Classroom Activity 解答と解説
参考文献
索引
執筆者紹介