道徳劇を読む
Mankind
2021年度後期は、Mankind(中英語の終わり頃)を読みます。
WikipediaのMankindのページはこちら。
Mankindには、日本語の翻訳も存在します。できるだけ早く日本語の翻訳を探して、使用してください。中英語を読む場合は、翻訳を使用した方が、理解できるところできないところが明確になり、より理解が深まると思います。
同じ中英語ということで、Chaucerの英語のページで紹介している情報も参考になることがあります。合わせて参照してください。Chaucerの英語を読むための辞書についても詳しく解説しています。同じ辞書が、Mankindの講読でも役にたつことがあります。
そのChaucerのページにも記載していますが、Middle English Dictionaryは、あらゆる中英語作品を読む場合に使用できますので、使いこなせるようになると便利です。
また、中英語も終わり頃の作品となると、The Oxford English Dictionaryを直接引くという方法も、かなり有効です。OEDについてのサイトも参考にしてください。大学院生主催のセミナーで、OEDの使い方にフォーカスしたものが開催されることがありますので、可能であれば、参加してください。
レポートを書く際に、少し専門的な文献を参照したいという場合は、Norman Blake, The Cambridge History of the English Language, Vol. 2: 1066-1476 (Cambridge University Press, 1992)を見てみましょう。1066年はNorman Conquestが起こった年、1476年はWilliam Caxtonがイギリスに印刷技術を導入した年です。ということで、この文献は中英語全般をカバーしています。
授業担当者が管理している外部サイト、コトバと文化のフォーラムにも、道徳劇について情報があります。このサイトにリンクされているYouTubeで道徳劇全般について学んでみてください。